2024年2月22日木曜日

2024年3月

かがくくらぶコスモ

2024年3月

6日 【仮説実験授業】もしも原子が見えたなら 
榎本昭次先生

13日 【数理パズル】魔方陣の不思議 
鈴木佳子先生

20日(春分の日)【仮説実験授業】もしも原子が見えたなら 
榎本昭次先生

27日 【自然エネルギー】電気の実験と科学工作
中山和人先生

祝!卒業 6年生へ

=====

6日 【仮説実験授業】もしも原子が見えたなら 
 

春が目の前に…(*^▽^*) 榎本先生が春を連れてきてくださいました。



今日はせっせと箱作りから。組み立て方を一緒に確認します。




色、形、大きさ。様々な原子のイメージがつかめます。
それにしても箱に並べるときれい✨




13日 【数理パズル】魔方陣の不思議

 「魔方陣(magic square)」とはn × n 個の正方形の方陣に数字を配置し、縦横斜めなどの数字の和が等しくなる図の事。同じ数字は使わない事やその計算結果を紙に書きだすことがルールとされています。

 やみくもに数字を入れるのではなく、決まってくるところから考えてみたり、組み合わせの少ないところから考えたりして解いていきます。

 そんな面白い魔方陣が壁一面に貼ってあるのが今日の教室会場の緑センター。
島根県出身の安野光雅氏のデザインです。
基本的には、縦横4枚ずつの正方形のグループを取り出すと、必ず、縦・横・斜めの4枚のタイルの数の和が34になるように配置されているそうです。


ちょっと待って!ほんとにそう??子ども達が確認します。

 今日のコスモのチャレンジです。
しっかり説明を聞いて、まずは頭で考えながら、そして次に用意して下さった数字の付箋カードを使って組み立ててみます。




3方陣から4方陣、5方陣へとマス目を増やしながらチャレンジを続けます。


 たし算を基本とした数理パズル。法則の追求が必要です。ひたすら考え続けます。
考えるのが楽しくなって、ぐっと集中してくるお友達もいます。
魔方陣の経験から数学者になったという江戸の数学者関孝和もいるとかで、コスモの仲間から数学者が出るかもしれませんね。

 これまでに大きな方陣は次々と発見され、2012年には3559方陣が発見されています。

 また「1980年代のギネス世界記録には、「世界最大の方陣」を完成したとして、千葉県の村越喜信さん(75)が「102方陣」で、山梨県の吉岡保夫さんが「1040方陣」で載りました。 日本人もすごいですね。」朝日デジタル新聞で見つけたすごい情報です。

 ここまでいかなくても今日やった「5方陣」から先もチャレンジしてみたいお友達もいたかも!


 よしこ先生の今年度の授業は今日が最後。6年生とも最後です。
解散した後に慌ててパシャリ✨
 よしこ先生、ありがとうございました。

=====
魔方陣の歴史:紀元前2200年頃、中国の皇帝が洛水を下っていたときに亀が現れて、その亀の甲羅に図「亀の甲羅の文様」のような文様があったといわれている。 これが魔方陣の始まりとされる。 それ以来魔方陣は、魔除けに使われている。魔方陣はヨーロッパに伝わり、さまざまな変形が生まれた。(imidas イミダス集英社)




20日(春分の日)【仮説実験授業】もしも原子が見えたなら


 いつも季節の様子を知らせてくださる榎本先生ですが、今日は「アブラナ」「ダイコン」「ハナダイコン」「キュウリグサ」を持ってきてくだいました。

            ダイコン              アブラナ             ハナダイコン        キュウリグサ
これらの共通しているのは…??
 
 地球上の生物が175万種類でそのうち植物は40万種類。それぞれに名前があり、仲間分けがされいるお話を聞きました。「~科」というのを覚えておくといいそうですよ。
 そして興味深いのが「生物多様性が失われているというのに、種類が年々増えている」ということ。地球にはまだまだ未開の土地が多く、未発見のものがたくさんあるからだとお話してくださいました。

=======
ん?これって「菜の花」では???
 「菜の花」とアブラナの成長過程の一つの名称。アブラナが美しい花をつけたときの状態をさしてつかう言葉だそう。厳密には「菜の花」という名前の植物はなく、「菜の花」は文字どおり菜っ葉の花のことを指す言葉で、アブラナ科の野菜の花の総称です。
 驚くことにアブラナは、成長過程で名前が変わるそうです。
 アブラナは、日本では古くから野菜として、また油を採取するために栽培されてきた作物。 若い葉を食べるときは「アオナ」でほろ苦く冬の体の目を覚ましてくれます。種ができたときは、「ナタネ」となり、油となります。菜の花は生活に密着した植物でした。
=======

 「もしも原子が見えたなら」は今日が最後の授業でした。
空気中にある全部の原子と分子7個についての学びが終わります。
「からだに悪い分子」など考えたことなったのですが、その存在に驚きです。
そして、有害でありながら太陽からの紫外線を守ってくれるオゾンにも改めて着目しました。
 見えない世界に思いを馳せて学ぶ楽しさいっぱいでした。

 今日のお楽しみだったモルカ大会!
分子・原子のカード(モルカカード)でいわゆるカルタ大会です。

カードを鋭く見つめて… パシン!

第1回モルカ大会総合優勝のはYうなさん。おめでとう(#^^#)

 榎本先生の今年度授業は今日が最後。
6年生にとっても最後の授業です。


改めて記念撮影となると…緊張しちゃいますね(#^^#)

 Kんたろう君、Kんと君コスモに来てくれて、続けてくれてありがとう。
中学生になってもまた遊びに来てくださいね。


27日 【自然エネルギー】電気の実験と科学工作


=====
祝!卒業

よしこ先生も来てくださってみんなパチリ✨

みんな揃って嬉しいやら恥ずかしいやら…(#^^#)

今年度は3人の6年生が卒業です。
一人は2年生4月から、一人は3年生7月から、そしてもう一人は4年生の10月から…。
たくさんの時間を一緒に過ごしました。

〝世の中は不思議であふれてる〟

たくさんの不思議に出会い、科学を通してその解決解明方法をたくさん知りました。

目を大きく見開き、輝かせ、満面の笑みがこぼれる時、学ぶという楽しさを知りました。

これからもその心で物事や自分に向き合っていってくださいね。

そして時々、またコスモの授業を受けに来てください。

かがくくらぶコスモ一同