羽化したばかりのジャコウアゲハ

ジャコウアゲハがたくさん舞い、他のチョウも多い小金井は、今年も生命あふれる街。

2024年12月3日火曜日

2024年12月

かがくくらぶコスモ2024年12月4日【仮説実験授業】花と実⑪榎本昭次先生11日【自然環境】ミツバチ② ハチミツではちみつ飴八田珠穂先生18日【仮説実験授業】花と実⑫榎本昭次先生25日【図形】紙を敷き詰めてあそぼう鈴木佳子先生=====【仮説実験授業】花と実⑪ 何といっても今日の面白発見はパイナップルのタネ!花があって受粉して実ができる…と学んでいるのにパイナップルのタネには中々出会えません。タネだから果実の真ん中にあるハズ…。いやいやいちごみたいに外側に…?おおおおおーっ! こ、こんなところに「タネ」が…Σ('◉⌓◉’)!!そもそも‥ パイナップルの「黄色い部分は実は果実ではない」! 私たちが美味しくいただいているのは茎の一部が大きくなった「花托(かたく)」。果実は表面のウロコのような部分なのだそうです。ということは、ウロコ(のような)部分の一つ一つに花が咲き、そこにタネができるというわけで...

2024年10月23日水曜日

2024年11月

かがくくらぶコスモ2024年11月6日【仮説実験授業】花と実⑨榎本昭次先生13日【ネイチャークラフト】葉っぱスタンプ染め岩谷美苗先生20日【仮説実験授業】花と実⑩榎本昭次先生27日【自然環境】ミツバチ① ミツロウでキャンドル作り八田珠穂=====6日【仮説実験授業】花と実⑨20日【仮説実験授業】花と...

2024年9月18日水曜日

2024年10月

かがくくらぶコスモ2024年10月2日【仮説実験授業】花と実⑦榎本昭次先生9日【腐敗と発酵】味噌仕込み〝麦味噌〟八田珠穂16日【仮説実験授業】花と実⑧榎本昭次先生23日【天文研究室】星空散歩〝月〟八田珠穂*10月26日(土)は【秋のコスモ遠足】〈武蔵野公園〉*10月30日は5週目で、お休みです。=====2日【仮説実験授業】花と実⑦ 今日も季節のいきものが一緒です。ルリタテハノのサナギはキラキラしています。授業終了後には3個のサナギは旅立ち見守り隊立候補のお友だち3名に預けられました。タマスダレと彼岸花 タマスダレは先生の大好きなお花だそうで思い出話と共にご紹介くださいました。彼岸花が田んぼの畦道やお墓の近くに植えられている理由も興味深いですね。9日【腐敗と発酵】味噌仕込み〝麦味噌〟 「腐敗と発酵」2回目の授業。 前回の子ども達の様子から難しかったことは豆を満遍なく細かく潰すこと。ホロリと指先で潰せるほどに柔らかく煮た大豆を、前回よりひとまわり大きな袋に入れて、袋の外から潰します。袋を破らないよう、そして豆の粒が残らないよう丁寧に丁寧に潰します。 塩きり麹も自分たちで用意して、潰した大豆と混ぜ合わせます。この時も優しく丁寧に麦麹を潰さないよう隅々までよく混ぜ合わせるように優しくまとめていきます。〝おいしくおいしくおいしくなぁれ〜〟と声をかけながら作業をすることで扱いが丁寧に…のハズなのですが、今回もあな、あいた〜〜ふくろ、ばくはつっっ!笑💦無事に麦味噌の仕込みができました�...

2024年9月4日水曜日

2024年9月

 かがくくらぶコスモ2024年9月4日【仮説実験授業】花と実⑤榎本昭次先生11日【野外観察】秋の植物観察〈東京学芸大学構内〉坂内秀三先生18日【仮説実験授業】花と実⑥榎本昭次先生25日【地質学】もう一つの構造線鈴木佳子先生=====4日【仮説実験授業】花と実⑤  今日は2学期始まって最初のコスモでした。榎本先生のご授業も夏休み前の1学期以来です。 キアゲハやナミアゲハが蛹になった話やその姿はとてもよく似ているのに、「食生」や幼虫の姿によって見分けがつくこと、自分の食性が変化することがないこと、人間にとって微量に思える残留している農薬も生き物にとっては命取るになることを知っていて、決して食べないことなどなど…。教えてくださいました。 またファーブルのお話から、昆虫が食草を選ぶ能力についても非常に興味深いお話も伺いました。 先生ご自身が経験された飛行機での気圧の変化とポテトチップスの袋の膨らみ具合のお話もとても楽しい( ´ ▽ ` )「富士山頂だとポテチの袋はパンパンにふくらみます。飛行機はそれよりも高いところを飛ぶので、もっとパンパンにふくらむと予想をしましたが、それほどふくらまないのでおかしいなと思いながら写真だけは撮っておきました」  身の回りの不思議やきっとこうだろう、こうかもといつも考える習慣があるのはとても楽しいと思いました。さて、皆さんはなぜだと思いますか? 今日の花と実の授業は、ヤマブキや桜を題材にその実や種のつき方について考えました。一重と八重の違いを実際に見て確認します。八重咲のカーネーションの花びらの数を数えてみました。最高は60枚!?   最後に榎本先生が写真で紹介してくださった「ダリア」。「昔はよく見かけていたんですよ」…幼いとき母が育てていたことを思い出しました。11日【野外観察】秋の植物観察〈東京学芸大学構内〉先生の解説をしっかり聞いて花や実を自分たちも探してみます出発してすぐ見つけたのは…ロマンチックに「ケサランパサラン」で願い事が叶う🎵と言いたいところですが、「アメリカオニアザミの綿毛」困りました。実は環境省により有害な外来種(生態系被害防止外来種※)に指定されています。生態系への被害を考慮して繁殖や拡散を防ぐ必要があるのです。生態系被害防止外来種(※)…特定外来生物ではないが、幅広く生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種のことちなみに。日本特産種のアザミは北は北海道から南は沖縄まで、また、海岸沿いから山の頂まで日本全土に広く分布していて現在145種あるそうです。(国立科学博物館植物研究部「日本のアザミ」https://www.kahaku.go.jp/research/db/botany/azami/index.htmlより)散策しながら、気になる植物やいきものと出逢います。「これは?」あちこちから問いかけの声が聞こえます18日【仮説実験授業】花と実⑥ ルリタテハの幼虫はトゲトゲが毒々しくてドキドキします。でも無毒でトゲも痛くないそうです。キアゲハの蛹 今日は狩人(かりゅうど)バチの代表と言われるジガバチのお話から始まりました。 イモムシに卵を産みつけるその様子と蜂の腹のくびれが細い理由を教えてくださいました。くびれが細くなると左右にもひねることができ、しかもイモムシの神経の部分を狙って麻酔しするというのです。賢さに驚きます。 巣作りの時に「ジージージー」という音を出すそうです。一度聞いてみたいものです。ジガバチは足でイモムシを挟んで腹のくびれを利用してぎゅっとイモムシの下の方から毒針を…\((...

2024年8月16日金曜日

2024年8月

  かがくくらぶコスモ2024年8月*7月31日~8月21日まで(4週、4回)お休みとなります。28日【地質学】〝フォッサマグナ〟ってなに?鈴木佳子先生=====28日【地質学】〝フォッサマグナ〟ってなに? フォッサマグナの確認と発見者エドムンド・ナウマン博士のお話から始まった今日の授業。本の紹介もありました。 日本列島の成り立ちを聞き、日本地図を見ます。日本海を確認。どうしてここに海があるのか。はて?この海はユーラシア大陸の縁が割れて移動した時にできた海ということを知ります。その縁の陸地が長い時間をかけて引き延ばされ、大きな割れ目ができ東北日本と西南日本に分かれます。その隙間こそフォッサマグナです。 その地下には南北方向の断層があり、この断層を通りマグマが上昇して、南北方向の火山列ができたと考えられているそうです。    確かに!フォッサマグマの範囲には高い山々が、しかも活火山が多数あります! 机の上でしっかり学んで、今度は実験です。フォッサマグナを作ってみます。 大陸に見立てた小麦粉の大地を日本列島ができた時のようにゆっくり曲げながら動かしていくと確かに大きな切れ目ができ溝ができます。このフォッサマグナに、その頃の海底と同じように海底火山活動を見立て、大量の火山灰や溶岩が堆積させていくと…なるほど、今の日本のように窪みではなく土地が広がりました。 フィリピンプレートの活動として太平洋側から押し込むと…。山が盛り上がってできるはず、だったのですが、これは課題となりました。 そして、小麦粉ときな粉の境目が構造線です。せっかくやり方がわかったので、自宅で再現に挑戦したいと思います。地質学について次回は9月です。楽しみ(...

2024年7月3日水曜日

2024年7月

 かがくくらぶコスモ2024年7月3日【仮説実験授業】花と実③榎本昭次先生10日【野外観察】夏の植物観察〈東京学芸大学構内〉坂内秀三先生17日【仮説実験授業】花と実④榎本昭次先生24日【ペーパークラフト】紙でつくる工作②鈴木佳子先生*7月31日~8月21日まで(4週、4回)お休みとなります。=====3日【仮説実験授業】 榎本昭次先生今日のお連れ様( ´ ▽ ` )10日【野外観察】夏の植物観察〈東京学芸大学構内〉坂内秀三先生14日【仮説実験授業】 榎本昭次先生27日【ぺーパークラフト】紙で作る工作②夏休みに入った子ども達を迎えるカラフルな色紙とにこやかよしこ先生 2回目となった〝紙で作る「動く」工作〟。今回は「カライドサイクル」です。「カライドサイクル」とは、内側から外側に向かって何度でも裏返せて、模様が変化していく立体模型の事。リング状の構造で、内側と外側が連続的に流れるように回転させることができるものです。美しい輪「カライドサイクル」 美しいという意味の接頭辞「カライド」と、「サイクル」、つまり輪を意味する言葉に由来しています。 最初のカライドサイクルが発明されたのは、およそ100年前のこと。発明者の一人は、彫刻家から数学者になったポール・シャッツ。この時発明された古典的なカライドサイクルは、ヒンジ(支点)を介して接続されて輪を形成する6個の四面体で構成されていました。隣接するすべてのヒンジは、互いに90度の角度を形成します。回転すると、6ピースの形状がスムーズに動き、リングをシームレスに内側と外側に回転させます。(GLOBE+ https://globe.asahi.com/article/12995124) 日本の研究者はこうした折り紙の技術を宇宙開発にさらに活かそうと試みているというお話を聞き、折り紙の可能性を知りました。 その一つが、燃料を使わず太陽光を受けて進む「宇宙ヨット」。ソーラーセイルと呼ばれる大きな正方形状の薄い膜で、太陽から発せられる太陽光圧を受けて進んでいくそうです。エンジンも燃料も要らない夢の宇宙船として、惑星間の航行等への活用が期待され、この宇宙ヨットの実現に向けた世界初の「ソーラー電力セイル実証機」として2010年5月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は「イカロス」を打ち上げたが、そのソーラーセイルの収納と展開に折り紙の技術が活かされているとのことです。 何とも誇らしいですね(...