羽化したばかりのジャコウアゲハ

ジャコウアゲハがたくさん舞い、他のチョウも多い小金井は、今年も生命あふれる街。

平林先生の授業

仮説実験授業で活発に自分の意見を述べる子どもたち

化石掘り

科学読物研究会の例会に参加 多摩川に行ってから、しばらく石・鉱物ブーム

隣の公園で

コスモの授業が終ると隣接した公園へ。なぜだか穴掘りに夢中。

2024年4月17日水曜日

2024年5月

 かがくくらぶコスモ

2024年5月

1日 【仮説実験授業】いきもののつながり② 
榎本昭次先生

8日 【ぺーパークラフト】紙で作る工作
鈴木佳子先生

15日【仮説実験授業】いきもののつながり③
榎本昭次先生

22日 【野外観察】春の植物〈東京学芸大学構内〉
坂内秀三先生

29日 お休み

★募集についてのお知らせ★
●会員の人数が定員に達しましたので、締め切らせていただいています(20240415)

お申込み(事前の入会を前提とした授業への参加(体験)を含みます)は現在受け付けていません。
今後空きが出ましたら改めてブログ内で案内をさせて頂きます。


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1日 【仮説実験授業】花と実とモルカ大会 



最後はモルカ大会でみんな真剣勝負!


8日 【ぺーパークラフト】紙で作る工作
鈴木佳子先生

15日【仮説実験授業】花と実 
榎本昭次先生

22日 【野外観察】春の植物〈東京学芸大学構内〉
坂内秀三先生


2024年4月3日水曜日

2024年4月

 かがくくらぶコスモ

2024年4月

3日 【仮説実験授業】アブラナの授業とモルカ大会
榎本昭次先生

10日 【微生物】発酵と腐敗と醸成① 味噌仕込み 
八田珠穂先生

17日【仮説実験授業】生きもののつながり①
榎本昭次先生

24日 【海洋環境】磯の環境と生物の調査観察、イソギンチャクを育てよう!
宮原元(はじめ)先生

★お知らせ★
●体験者の人数が定員に達しましたので、締め切らせていただきます。(20240415)

●5月からの生徒募集をいたします(20240402)


事前に入会を前提とした授業への参加(体験)をお願いしています。

応募詳細をお知りになりたい方は以下のフォームにご入力ください。

入力確認後事務局よりご連絡させていただきます。
なお、応募される全ての方の体験やご入会のお約束ができませんのであらかじめご了承ください。

また、募集が終わりましたら入力フォームを閉じます(回答ができない状態になります)。

▶かがくくらぶコスモ 体験希望受付フォーム
https://forms.gle/f9AdQUVcYLQxfP4E8



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3日 【仮説実験授業】アブラナの授業とモルカ大会

今回は春の花々が会場を彩り、教室にやわらかな香りが広がります。
今日のメインは「アブラナ」。

その仕組みを細かく観察します。

親子で〝かがくくらぶコスモ〟チャレンジ中!

「空気中の分子の1億倍モデル」の、うちわ!!


モルカ大会はみんな真剣!
先生の言葉をよーく聞いて…

10日 【微生物】発酵と腐敗と醸成① 味噌仕込み 


今日は何をわかって帰るのだろう。
見通しをたて、めあてを立てます。
手順もですが、「今日は何を感じ、何を学ぶのか」を確認します。

今回の味噌作りは、まずは「腐敗」と「発酵」の違いや、その種類、役割から学び、数ある「発酵食品」の中から味噌を自分たちで作ろうというものです。

そもそも味噌は「米・麹・塩」といった3つのシンプルな原料が、「発酵」と「塩漬け」を通して豊かな味わいへと変化したものです。冷蔵庫のない時代から作り続けられてきた保存食であり、何百年にもわたって食べ続けられてきた安全性が立証されている食品です。
また、体内で合成されない9種の必須アミノ酸を含む大豆たんぱく質が分解され、発酵することで体への吸収率が高く、栄養価も上がります。

以前の授業「においの不思議」で香りに関する授業を行いましたが、その時の内容を覚えている子ども達も多く、連動させた授業にもなりました。


今日のスライドを見ながら今日の見通しを共有します。

授業では炊いた豆を使いました。
昨夜から朝にかけて炊き上げた豆たちも、搬入時には冷めてしまいます。
その温かさがある事でわかる香りや柔らかさを体感してほしくて、豆を温かくして使いました。







① まずは豆をつぶす。ひたすらつぶす。手先の感覚を頼りにやさしく丁寧につぶしていきます。
② 塩きり麹を混ぜ込みます。これも丁寧に全体に行きわたる様に混ぜ込んでいきます。
③袋に丁寧につめ、外側を清潔にします。
④名札シールを貼ります。

昨年仕込んで1年経ったお味噌で味噌汁を味わいました。
いつもは〝動機付け〟で最初なのですが、今回は仕込み作業後の振り返りシートを書く前のホッと一息つく時間に頂きます。

お出汁や具材の組み合わせで同じおみそ汁も味わいが変わります。
お味噌があれば、あっという間に味噌汁が出来上がります。

今日もお腹に火がついて(笑)、お代わり連発。
放課後夕方のこの時間はお腹がすくよね!(^^)!

それにしてもこのおみそ汁というものは、体と心と脳に良く、補食としてもぴったりですね。

今日から早かったら4か月、通常半年かけてお味噌は発酵を続け熟成し風味の良いお味噌になります。

これから1か月ごとに様子を見て、その変化を楽しみながらお味噌になるのを待ちます。

〝おいしくおいしくおいしくなぁれ〟


17日【仮説実験授業】生きもののつながり




24日 【海洋環境】磯の環境と生物の調査観察、イソギンチャクを育てよう!


2024年2月22日木曜日

2024年3月

かがくくらぶコスモ

2024年3月

6日 【仮説実験授業】もしも原子が見えたなら 
榎本昭次先生

13日 【数理パズル】魔方陣の不思議 
鈴木佳子先生

20日(春分の日)【仮説実験授業】もしも原子が見えたなら 
榎本昭次先生

27日 【自然エネルギー】電気の実験と科学工作
中山和人先生

祝!卒業 6年生へ

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6日 【仮説実験授業】もしも原子が見えたなら 
 

春が目の前に…(*^▽^*) 榎本先生が春を連れてきてくださいました。



今日はせっせと箱作りから。組み立て方を一緒に確認します。




色、形、大きさ。様々な原子のイメージがつかめます。
それにしても箱に並べるときれい✨




13日 【数理パズル】魔方陣の不思議

 「魔方陣(magic square)」とはn × n 個の正方形の方陣に数字を配置し、縦横斜めなどの数字の和が等しくなる図の事。同じ数字は使わない事やその計算結果を紙に書きだすことがルールとされています。

 やみくもに数字を入れるのではなく、決まってくるところから考えてみたり、組み合わせの少ないところから考えたりして解いていきます。

 そんな面白い魔方陣が壁一面に貼ってあるのが今日の教室会場の緑センター。
島根県出身の安野光雅氏のデザインです。
基本的には、縦横4枚ずつの正方形のグループを取り出すと、必ず、縦・横・斜めの4枚のタイルの数の和が34になるように配置されているそうです。


ちょっと待って!ほんとにそう??子ども達が確認します。

 今日のコスモのチャレンジです。
しっかり説明を聞いて、まずは頭で考えながら、そして次に用意して下さった数字の付箋カードを使って組み立ててみます。




3方陣から4方陣、5方陣へとマス目を増やしながらチャレンジを続けます。


 たし算を基本とした数理パズル。法則の追求が必要です。ひたすら考え続けます。
考えるのが楽しくなって、ぐっと集中してくるお友達もいます。
魔方陣の経験から数学者になったという江戸の数学者関孝和もいるとかで、コスモの仲間から数学者が出るかもしれませんね。

 これまでに大きな方陣は次々と発見され、2012年には3559方陣が発見されています。

 また「1980年代のギネス世界記録には、「世界最大の方陣」を完成したとして、千葉県の村越喜信さん(75)が「102方陣」で、山梨県の吉岡保夫さんが「1040方陣」で載りました。 日本人もすごいですね。」朝日デジタル新聞で見つけたすごい情報です。

 ここまでいかなくても今日やった「5方陣」から先もチャレンジしてみたいお友達もいたかも!


 よしこ先生の今年度の授業は今日が最後。6年生とも最後です。
解散した後に慌ててパシャリ✨
 よしこ先生、ありがとうございました。

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魔方陣の歴史:紀元前2200年頃、中国の皇帝が洛水を下っていたときに亀が現れて、その亀の甲羅に図「亀の甲羅の文様」のような文様があったといわれている。 これが魔方陣の始まりとされる。 それ以来魔方陣は、魔除けに使われている。魔方陣はヨーロッパに伝わり、さまざまな変形が生まれた。(imidas イミダス集英社)




20日(春分の日)【仮説実験授業】もしも原子が見えたなら


 いつも季節の様子を知らせてくださる榎本先生ですが、今日は「アブラナ」「ダイコン」「ハナダイコン」「キュウリグサ」を持ってきてくだいました。

            ダイコン              アブラナ             ハナダイコン        キュウリグサ
これらの共通しているのは…??
 
 地球上の生物が175万種類でそのうち植物は40万種類。それぞれに名前があり、仲間分けがされいるお話を聞きました。「~科」というのを覚えておくといいそうですよ。
 そして興味深いのが「生物多様性が失われているというのに、種類が年々増えている」ということ。地球にはまだまだ未開の土地が多く、未発見のものがたくさんあるからだとお話してくださいました。

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ん?これって「菜の花」では???
 「菜の花」とアブラナの成長過程の一つの名称。アブラナが美しい花をつけたときの状態をさしてつかう言葉だそう。厳密には「菜の花」という名前の植物はなく、「菜の花」は文字どおり菜っ葉の花のことを指す言葉で、アブラナ科の野菜の花の総称です。
 驚くことにアブラナは、成長過程で名前が変わるそうです。
 アブラナは、日本では古くから野菜として、また油を採取するために栽培されてきた作物。 若い葉を食べるときは「アオナ」でほろ苦く冬の体の目を覚ましてくれます。種ができたときは、「ナタネ」となり、油となります。菜の花は生活に密着した植物でした。
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 「もしも原子が見えたなら」は今日が最後の授業でした。
空気中にある全部の原子と分子7個についての学びが終わります。
「からだに悪い分子」など考えたことなったのですが、その存在に驚きです。
そして、有害でありながら太陽からの紫外線を守ってくれるオゾンにも改めて着目しました。
 見えない世界に思いを馳せて学ぶ楽しさいっぱいでした。

 今日のお楽しみだったモルカ大会!
分子・原子のカード(モルカカード)でいわゆるカルタ大会です。

カードを鋭く見つめて… パシン!

第1回モルカ大会総合優勝のはYうなさん。おめでとう(#^^#)

 榎本先生の今年度授業は今日が最後。
6年生にとっても最後の授業です。


改めて記念撮影となると…緊張しちゃいますね(#^^#)

 Kんたろう君、Kんと君コスモに来てくれて、続けてくれてありがとう。
中学生になってもまた遊びに来てくださいね。


27日 【自然エネルギー】電気の実験と科学工作


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祝!卒業

よしこ先生も来てくださってみんなパチリ✨

みんな揃って嬉しいやら恥ずかしいやら…(#^^#)

今年度は3人の6年生が卒業です。
一人は2年生4月から、一人は3年生7月から、そしてもう一人は4年生の10月から…。
たくさんの時間を一緒に過ごしました。

〝世の中は不思議であふれてる〟

たくさんの不思議に出会い、科学を通してその解決解明方法をたくさん知りました。

目を大きく見開き、輝かせ、満面の笑みがこぼれる時、学ぶという楽しさを知りました。

これからもその心で物事や自分に向き合っていってくださいね。

そして時々、またコスモの授業を受けに来てください。

かがくくらぶコスモ一同

2024年1月19日金曜日

2024年2月

かがくくらぶコスモ

2024年2月 

7日 【じょうぶな橋】橋を作ろう② 鈴木佳子先生


14日 【ネイチャークラフト:自然調理】

バタフライピーとクチナシとミックスのグミ作り 岩谷美苗先生


21日 【仮説実験授業】 もしも原子が見えたなら 榎本昭次先生


28日 【仮説実験授業】もしも原子が見えたなら 榎本昭次先生

★お知らせ★
●見学体験募集は定員に達しましたので申込受付を終了いたします(20240212)


●2月からの生徒募集いたします(20240110)
事前に入会を前提とした授業への参加(体験
)をお願いしています。

応募詳細をお知りになりたい方は以下のフォームにご入力ください。

入力確認後事務局よりご連絡させていただきます。
なお、応募される全ての方の体験やご入会のお約束ができませんのであらかじめご了承ください。

また、募集が終わりましたら入力フォームを閉じます(回答ができない状態になります)。

▶かがくくらぶコスモ 体験希望受付フォーム
https://forms.gle/f9AdQUVcYLQxfP4E8


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7日 【じょうぶな橋】橋を作ろう② 鈴木佳子先生

じょうぶな橋ってどんな橋だろう??

「ダビンチの橋」に挑戦!
500年前にレオナルド・ダ・ヴィンチが考案した建築の構造のことで、「レオナルドの橋」という呼び方もあるそうです。
摩擦力で支えられる形状として釘やボルトを使くことなく、現代の様々な構造に応用されています。


ほんとうに?!
15本の割りばしを使って組み立ててみます。


慎重に組み立てていき、次々と橋ができてきました。



重力と摩擦を利用したこの橋は携帯電話を載せたぐらいではくずれません。
ファイルや筆箱を載せてもびくともしません。



むずかしい橋づくり。見事にクリア。

パズル性があって夢中になるダビンチの橋づくり。
15本から21本、24本と増やしてみたり、もっともっと大きな橋を作ってみたり、チャレンジしたいことが増えた授業でした。

※レオナルド・ダ・ヴィンチ(伊: Leonardo da Vinci、イタリア語発音: 発音)1452年4月15日 - 1519年5月2日は、フィレンツェ共和国のルネサンス期を代表する芸術家。フルネームは、レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ)(ウィキペディア)


14日 【ネイチャークラフト:自然調理】

バタフライピーとクチナシとミックスのグミ作り 岩谷美苗先生


今回のグミづくりは前回2023年2月の《ゆずグミづくり》以来2回目。

バタフライピーやくちなし、そして、ゆずが今回の主役です。
どれも食品を製造したり、加工したりするときに色をつけることを目的とした植物由来の色素。着色料の中でも天然着色料(天然色素)として分類されます。



まずはそれぞれの色を抽出してみます。
どれも美しくいい色です。
これら、植物の花・葉・実などの色素は、とくに食品の分野では、見た目を良くしたり、いろどりを加えたりすることで、食欲にも影響を与えています。
ゆずの香りも手伝って「おいしそう~」という声が早くも上がります。


抽出した液を混ぜながら好きな色を作り、ゼラチンを溶かします。


ゼラチンをよく溶かした後は型にそっと流し込みます。



できたグミはどれもキレイ✨



どうやったら「まずいグミをつくれるか?!」という感想が出るくらいの、甘さとゼラチン濃度にこだわった(岩谷先生談)、美味しさもしっかり味わえたグミづくりになりました。


21日 【仮説実験授業】 もしも原子が見えたなら 榎本昭次先生


榎本先生のご自宅のトホシテントウムシが 脱皮をして成虫になったお話を聞きました。
テントウムシは成虫で冬越しをするものが多い中、トホシテントウムシは幼虫で冬越しをします。暖かさが続いたせいなのでしょうか、うっかり??脱皮をしたようです(#^^#)
背中の羽には光沢はなく、うっすら毛が生えています。
また、ナミテントウムシや、ナナホシテントウムシがアブラムシを食べるのと違い、植物の葉っぱを食べます。
カラスウリの葉を食べていた先生のお宅のトホシテントウムシには昆虫ゼリーを与えていらっしゃるようです。
元気に冬越ししてほしいですね。

今回の仮説実験授業は、窒素、酸素、水素の実験でした。
見えない気体が、火を消したり、反対に激しく明るく燃やしたり、ビニール袋に入れると袋をすっと浮かせたり…。「うわぁ~」と歓声が上がります。

「爆鳴気(ばくめいき)」はボンッ!!と大きな音を立て、ゴム栓を飛ばし、ほんのちょっと水滴がついたのを皆で確認しました。

爆鳴気:水素に酸素をまぜた混合気体を火を近づけると音をたてて爆発をおこす。

ヘリウムはハスキーボイスの榎本先生の声をアヒルのような、匿名インタビューのような(笑)、高く楽しい声にしてくれました。

不思議な世界です。

その見えない原子が目の前に現れました。
色が塗られた「アルゴン(Ar)」と「ネオン(Ne)」の原子模型です。

次回はボンドで接着するそうです。


28日 【仮説実験授業】もしも原子が見えたなら 榎本昭次先生