かがくくらぶコスモ
2025年6月
4日【仮説実験授業】
月と太陽と地球⑤
榎本昭次先生
月と太陽と地球⑤
榎本昭次先生
11日【【洋服の科学】
綿花から糸(天然せんい)をつくろう
中山和人先生
18日【仮説実験授業】
月と太陽と地球⑥
榎本昭次先生
月と太陽と地球⑥
榎本昭次先生
25日【ネイチャークッキング】
ニッケイの蒸しパン
ニッケイの蒸しパン
=====
4日【仮説実験授業】月と太陽と地球⑤
幼虫の体にはふわりとした羽のようなロウ物質がくっついている
緑の葉っぱの上をふわふわと歩いています。
そして 他にも見事なサナギやイモムシ、そしてオオハリアリも今日は一緒です!
身近な生き物の「今の姿」を見るのはとても面白いですね。
美しい花々も。
「ビョウヤナギ」や「シモツケ」「ノリウツギ」。
春の頃の花の色よりも一層鮮やかさが目立つ気がします。
先生からめだかの卵を分けてもらいました。
3人限定。もちろん立候補!
飼育の仕方を教えてもらってチャレンジしてくれます。
身近な生き物の「今の姿」を見るのはとても面白いですね。
美しい花々も。
「ビョウヤナギ」や「シモツケ」「ノリウツギ」。
春の頃の花の色よりも一層鮮やかさが目立つ気がします。
先生からめだかの卵を分けてもらいました。
3人限定。もちろん立候補!
飼育の仕方を教えてもらってチャレンジしてくれます。
5回目を迎えた「月の太陽と地球」の時間。
毎回の教室に「東」「西」「南」「北」の札が貼られ、その感覚は学習や経験で身に付くと言われている空間認識能力を鍛えます。
これまでの回では、外に出たり、ライトをボールに当てたりしながら、太陽に照らされる地球や月を確認してきました。
毎回の教室に「東」「西」「南」「北」の札が貼られ、その感覚は学習や経験で身に付くと言われている空間認識能力を鍛えます。
これまでの回では、外に出たり、ライトをボールに当てたりしながら、太陽に照らされる地球や月を確認してきました。
夕方の三日月はどの方向の空を見たらいいのでしょう
「菜の花や 月は東に 日は西に (与謝蕪村)」
この時見えた月の形は??
この時見えた月の形は??
このようなことについて、理由を述べながら今までの学びから推測をしていきます。
自分の考えを言葉にして説明を進めていると、途中から「ん? やっぱこっち」となることも。なんとなく‥と答えていた子ども達もその理由を自分で探っているのです。
それがいいですね( ◠‿◠ )
〝地球(に立っている)のくまちゃん〟が登場して、解決!
あぁ〜〜〜、なぁるほど!
自分の考えを言葉にして説明を進めていると、途中から「ん? やっぱこっち」となることも。なんとなく‥と答えていた子ども達もその理由を自分で探っているのです。
それがいいですね( ◠‿◠ )
〝地球(に立っている)のくまちゃん〟が登場して、解決!
合点がいきました。
そういえば。
この与謝蕪村の句では「月は西に沈む」と思っている人がずぶん多かったらしい…😅😅😅
月がどう動くのか、地球がどう動いているのか、その仕組みはとても難しいけれど、コスモでは何度も何度も少しずつ理解を深めていくので自分で答えを導き出せます。
《下準備》
糸をくる初体験。
ぐっと集中してできるのが楽しい。
この与謝蕪村の句では「月は西に沈む」と思っている人がずぶん多かったらしい…😅😅😅
月がどう動くのか、地球がどう動いているのか、その仕組みはとても難しいけれど、コスモでは何度も何度も少しずつ理解を深めていくので自分で答えを導き出せます。
11日【【洋服の科学】綿花から糸(天然せんい)をつくろう
あの可愛いふわふわの綿花を見たことありますか?
綿の実(コットンボール)です。
綿の実(コットンボール)です。
昔から服飾などに使われてきた綿ですが、加工する前の枝や実には普段出会う機会が少ないかなと思いきや、最近では生花や造花のアレンジメントフラワーなどでもよく使われ、見かけたことがある人もいました。それでも、
え?、あー、これねぇ…(??) 笑
え?、あー、これねぇ…(??) 笑
見たことあるようなないような…、なのでしょう。
この綿から一本の糸を作るのが今日のミッションです。
ますます「?」です。
三種の神器!と観察セット
中山先生が集めてくださった、なんとその一部は手作りという「三種の神器」を使って糸くりの下準備から始めます。
《手順》
綿花→原綿(種と汚れをとったもの)→紡毛→梳毛(カーディング)→シートを数枚作る
→篠綿:プーニー(シート数枚で繰り棒に巻いて棒を抜く)を作る→スピンドルを使って紡ぐ
*一部ウール用語で説明
*一部ウール用語で説明
《下準備》
1、綿花をほぐしながら中から種や外側に紛れているゴミなどを取り除きます。
コツはなんといっても繊維に沿って優しくほぐすこと。その方がゴミも取れやすい👌
2、ハンドカーダーがわりのグルーミングブラシ(ペットブラシ)を使って、叩いてほぐして繊維の太さや長さを整えふわふわにします。
そのふわふわになった綿を同じくグルーミングブラシで優しく繊維の向きを揃えていきます。
2、ハンドカーダーがわりのグルーミングブラシ(ペットブラシ)を使って、叩いてほぐして繊維の太さや長さを整えふわふわにします。
そのふわふわになった綿を同じくグルーミングブラシで優しく繊維の向きを揃えていきます。
*これをカーディングといい、この作業を丁寧に2回行う。
*出来上がった状態を「梳毛(そもう)」といい、これで紡いだ糸は毛羽立ちが少なく滑らかで艶が出ると言われています。
*出来上がった状態を「梳毛(そもう)」といい、これで紡いだ糸は毛羽立ちが少なく滑らかで艶が出ると言われています。
3、シートを数枚作る
《糸繰り》
カーディングが終わった綿花を糸にしていきます。
1、篠綿から撚りをかけながら糸を引き出し、タクリ・スピンドリルを使って少しずつ紡いでいきます。
ぐっと集中してできるのが楽しい。
今度はその糸を使って織物も…( ◠‿◠ )
綿の苗を頂いたので、秋の収穫を楽しみに育てたいと思います。
18日【仮説実験授業】月と太陽と地球⑥
25日【ネイチャークッキング】ニッケイの蒸しパン
ニッケイ(肉桂):シナモン。元々は「桂」の根から採取したものが肉桂であり、その呼び方が転じて樹木そのものをニッケイと呼ぶようになったらしい。植物全体が芳香で、三行脈(さんこうみゃく)がはっきりしているのが特徴。
ニッケイの葉を容器に見立てて蒸しパンを作ります。
作り方は簡単です。
材料を混ぜて、葉っぱの大きさに合わせて生地を垂らしたら、蒸すだけ。
トッピングはお好みですが、今回はドライフルーツを用意してくださいました。
作り方は簡単です。
材料を混ぜて、葉っぱの大きさに合わせて生地を垂らしたら、蒸すだけ。
トッピングはお好みですが、今回はドライフルーツを用意してくださいました。
手順を確認して
自分たちもチャレンジします。
教室いっぱいに広がっていた爽やかなニッケイの香りは、蒸し上がって行くに連れて柔らかさが増していきます。
一緒に使って比べた「クスノキ」の葉もまさかの人気で、美苗先生も「そう?」と少し不思議顔でした。
これはぜひお家でも作ってみたいと、ほとんどの子どもたちが葉っぱをもらっていきました。どんな葉っぱだとどんな香りになるのか、それを試してみるのも楽しい❣️
そして大切なお話として使ってはいけない身近な植物の紹介もありました。
自分たちでも調べることも伝えます。
そして大切なお話として使ってはいけない身近な植物の紹介もありました。
自分たちでも調べることも伝えます。
授業中には科学的視点の質問も直接美苗先生にあったとか。
かがくくらぶコスモでは次々と教え込むのではなく、体験とそこから湧き出てくる質問を大切にしています。
その子その子に合った授業として成り立っています。
食べる実験はやっぱり楽しい✨と、美苗先生と頷き合った授業でした。