羽化したばかりのジャコウアゲハ

ジャコウアゲハがたくさん舞い、他のチョウも多い小金井は、今年も生命あふれる街。

平林先生の授業

仮説実験授業で活発に自分の意見を述べる子どもたち

化石掘り

科学読物研究会の例会に参加 多摩川に行ってから、しばらく石・鉱物ブーム

隣の公園で

コスモの授業が終ると隣接した公園へ。なぜだか穴掘りに夢中。

2024年8月16日金曜日

2024年8月

  かがくくらぶコスモ

2024年8月

*7月31日~8月21日まで(4週、4回)お休みとなります。

28日【地質学】〝フォッサマグナ〟ってなに?
鈴木佳子先生


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28日【地質学】〝フォッサマグナ〟ってなに?


 フォッサマグナの確認と発見者エドムンド・ナウマン博士のお話から始まった今日の授業。
本の紹介もありました。

 日本列島の成り立ちを聞き、日本地図を見ます。
日本海を確認。どうしてここに海があるのか。はて?
この海はユーラシア大陸の縁が割れて移動した時にできた海ということを知ります。その縁の陸地が長い時間をかけて引き延ばされ、大きな割れ目ができ東北日本と西南日本に分かれます。その隙間こそフォッサマグナです。

 
その地下には南北方向の断層があり、この断層を通りマグマが上昇して、南北方向の火山列ができたと考えられているそうです。

    
確かに!フォッサマグマの範囲には高い山々が、しかも活火山が多数あります!

 机の上でしっかり学んで、今度は実験です。
フォッサマグナを作ってみます。

 大陸に見立てた小麦粉の大地を日本列島ができた時のようにゆっくり曲げながら動かしていくと確かに大きな切れ目ができ溝ができます。このフォッサマグナに、その頃の海底と同じように海底火山活動を見立て、大量の火山灰や溶岩が堆積させていくと…なるほど、今の日本のように窪みではなく土地が広がりました。



 フィリピンプレートの活動として太平洋側から押し込むと…。
山が盛り上がってできるはず、だったのですが、これは課題となりました。

 そして、小麦粉ときな粉の境目が構造線です。

せっかくやり方がわかったので、自宅で再現に挑戦したいと思います。

地質学について次回は9月です。
楽しみ( ´ ▽ ` )