かがくくらぶコスモ
2024年7月
3日【仮説実験授業】花と実③
榎本昭次先生
10日【野外観察】夏の植物観察〈東京学芸大学構内〉
坂内秀三先生
坂内秀三先生
17日【仮説実験授業】花と実④
榎本昭次先生
24日【ペーパークラフト】紙でつくる工作②
鈴木佳子先生
*7月31日~8月21日まで(4週、4回)お休みとなります。
鈴木佳子先生
*7月31日~8月21日まで(4週、4回)お休みとなります。
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夏休みに入った子ども達を迎えるカラフルな色紙とにこやかよしこ先生
2回目となった〝紙で作る「動く」工作〟。
今回は「カライドサイクル」です。
「カライドサイクル」とは、内側から外側に向かって何度でも裏返せて、模様が変化していく立体模型の事。リング状の構造で、内側と外側が連続的に流れるように回転させることができるものです。
今回は「カライドサイクル」です。
「カライドサイクル」とは、内側から外側に向かって何度でも裏返せて、模様が変化していく立体模型の事。リング状の構造で、内側と外側が連続的に流れるように回転させることができるものです。
美しい輪「カライドサイクル」
美しいという意味の接頭辞「カライド」と、「サイクル」、つまり輪を意味する言葉に由来しています。
美しいという意味の接頭辞「カライド」と、「サイクル」、つまり輪を意味する言葉に由来しています。
最初のカライドサイクルが発明されたのは、およそ100年前のこと。発明者の一人は、彫刻家から数学者になったポール・シャッツ。この時発明された古典的なカライドサイクルは、ヒンジ(支点)を介して接続されて輪を形成する6個の四面体で構成されていました。隣接するすべてのヒンジは、互いに90度の角度を形成します。回転すると、6ピースの形状がスムーズに動き、リングをシームレスに内側と外側に回転させます。
(GLOBE+ https://globe.asahi.com/article/12995124)
日本の研究者はこうした折り紙の技術を宇宙開発にさらに活かそうと試みているというお話を聞き、折り紙の可能性を知りました。
その一つが、燃料を使わず太陽光を受けて進む「宇宙ヨット」。
ソーラーセイルと呼ばれる大きな正方形状の薄い膜で、太陽から発せられる太陽光圧を受けて進んでいくそうです。エンジンも燃料も要らない夢の宇宙船として、惑星間の航行等への活用が期待され、この宇宙ヨットの実現に向けた世界初の「ソーラー電力セイル実証機」として2010年5月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は「イカロス」を打ち上げたが、そのソーラーセイルの収納と展開に折り紙の技術が活かされているとのことです。
ソーラーセイルと呼ばれる大きな正方形状の薄い膜で、太陽から発せられる太陽光圧を受けて進んでいくそうです。エンジンも燃料も要らない夢の宇宙船として、惑星間の航行等への活用が期待され、この宇宙ヨットの実現に向けた世界初の「ソーラー電力セイル実証機」として2010年5月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は「イカロス」を打ち上げたが、そのソーラーセイルの収納と展開に折り紙の技術が活かされているとのことです。
何とも誇らしいですね( ´ ▽ ` )
最初は1枚の用紙に印刷された折れ線に沿って組み立てていきます。
最初は1枚の用紙に印刷された折れ線に沿って組み立てていきます。
折り紙の場合はその1枚1枚を繋ぐところが難しいかも。
丁寧に折れ線をつけるのも大事です。
丁寧に折れ線をつけるのも大事です。
回転させるとこの様になります。
今日の紙で作る工作、なかなかの難易度です。
それでもマジックみたいで面白い!という感想や、楽しくて3つも作ったお友達もいました。
それでもマジックみたいで面白い!という感想や、楽しくて3つも作ったお友達もいました。
折り紙は日本の伝統文化であり、各方面に技術として生かされることを知った今日の授業でした。