2025年1月16日木曜日

2025年1月

かがくくらぶコスモ

2025年1月

8日【仮説実験授業】花と実 榎本昭次先生

15日【色々なエネルギー】微生物電池
宮原元先生

22日【仮説実験授業】花と実
榎本昭次先生

29日【図形】六角形のふしぎ
鈴木佳子先生

*新年は8日から開始になります。

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8日【仮説実験授業】花と実⑬

 
サザンカとツバキ さて、どこが一緒でどこが違う?



15日【色々なエネルギー】微生物電池

 微生物電池とは「発電菌」を利用した発電のこと。
また、微生物とは微小な生物全体の総称で、肉眼では見ることができない、もしくは肉眼で細かいところまで観察できない生物は全て「微生物」。

         

 たくさんお持ちくださった田んぼの土。今日の主人公の〝住処〟です。
この土の一握りの中に10億、100億の微生物がいるそうです。
そこに生きている微生物の種類はバクテリアや放線菌、糸状菌、藻類など。これらの微生物は、田んぼの土壌の温度を高め、水質浄化をし、そして有機物を分解したりして田んぼの環境を維持する役割を担っているそうです。

 そして有機物を分解する時に「発電菌」が酸化分解して電子を放出し、それが微生物燃料電池となるそうです。

 「発電菌」とは、ジオバクター菌やシュワネラ菌など、電子を放出する性質を持つ微生物の総称。畑や田などあらゆる土壌の中に生息しているという。その存在は約100年前からイギリスで確認されていた。


微生物電池の仕組みの解説

 発電装置をそれぞれが作り、計測器で発電を確認。
微量ではあるがデジタルの数字がうこきだす。

 やったー!!(メーターが)動いたっ🎉

ではでは、省電力(、そして長寿命)といわれる青色LEDを灯せるか?


…。うーん、1個の発電装置では無理みたい。
各班3人から4人なので、そのメンバーで直列で繋いでみました。

すると…。立派に点灯⭐️⭐️

歓声が上がりました( ◠‿◠ )

 微生物の世界は目に見えない世界。
目に見えるものだけではない電池装置の中の何十億、何百億の微生物に思いを馳せ、想像し、共感することこそがかがくの大切さ、かもしれない。

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 今回の実験で以下のSDGsについて考える機会となりました。

SDGs:7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
SDGs:13 気候変動に具体的な対策を

22日【仮説実験授業】花と実



29日【図形】六角形のふしぎ